2015年 06月 30日
STORY to BUYER vol.4
文筆家 村椿菜文さんをゲストにお迎えしたSTORY to BUYER。昨日終了いたしました。
お越し下さった皆様、本当にありがとうございました。
詩とサンドイッチも、ご好評をいただきとても嬉しく思っております。
毎度のことですが、店主の私が1番ワクワクドキドキさせていただきました。
美味しい焼き菓子を提供してくれた、chigaya bake&coffee shopのチガヤちゃんもありがとうございました。
改めて、デザイナー大塚千佳子さんのデザイン力にも、ある意味癒されました。
なあやが、「これ、ゆみちんにあげる」といって私に手渡してくれた詩のカードを見て、ジーンとしました。
詩のある毎日、いいですね。
皆さんの毎日にも詩があるのですよ。
またこんな機会を是非、設けさせてもらいたいと思っています。またお逢いしましょう♡
軽いたちくらみによろめいて
思わずそばに立っていた息子の肩に
寄りかかった
骨ばった肩が不器用にささえる
いつのまにかこんなふうに
息子の肩がからだをあずけられるほど
たくましくなったのだろう
息子の肩が
わたしの肩の高さに追いついてくるにつれて
わたしはもとのわたしに還っていく
幼い子を抱いて張った腕がゆるんでいく
過ぎた日は手を伸ばせば届きそうなのに
地平線より遠い
文:村椿菜文
お越し下さった皆様、本当にありがとうございました。
詩とサンドイッチも、ご好評をいただきとても嬉しく思っております。
毎度のことですが、店主の私が1番ワクワクドキドキさせていただきました。
美味しい焼き菓子を提供してくれた、chigaya bake&coffee shopのチガヤちゃんもありがとうございました。
改めて、デザイナー大塚千佳子さんのデザイン力にも、ある意味癒されました。
なあやが、「これ、ゆみちんにあげる」といって私に手渡してくれた詩のカードを見て、ジーンとしました。
詩のある毎日、いいですね。
皆さんの毎日にも詩があるのですよ。
またこんな機会を是非、設けさせてもらいたいと思っています。またお逢いしましょう♡
軽いたちくらみによろめいて
思わずそばに立っていた息子の肩に
寄りかかった
骨ばった肩が不器用にささえる
いつのまにかこんなふうに
息子の肩がからだをあずけられるほど
たくましくなったのだろう
息子の肩が
わたしの肩の高さに追いついてくるにつれて
わたしはもとのわたしに還っていく
幼い子を抱いて張った腕がゆるんでいく
過ぎた日は手を伸ばせば届きそうなのに
地平線より遠い
文:村椿菜文
by nico-gohan
| 2015-06-30 07:57